4つの象限は、それぞれ本命事業、課題事業、機会事業、見切り事業に分類されます。
1自社にとってのコア機能を見定め、コストメリットや業務の効率化なども考慮しながら検討することが重要である。
その3:キャッシュバランス 全社戦略を考える際の3つ目の視点は、キャッシュバランス、すなわち 現金収支である。 仕入とそれに関わるさまざまな経費より売り上げの方が大きければ、帳簿上は黒字になる。 事業ドメインを設定する際は、「CTMフレームワーク分析」という手法が用いられる。
早期に経営ビジョンとの整合をとる必要があります。
全体最適の視点がなければ、そもそも、企業全体として最も業績を向上させる選択ができず、全員が全力で頑張ったにもかからず、会社全体としてはそれほど業績が向上しないということにもなりかねません。 関連資料• いずれも「中核」という定義から自明であろう。
17筆者紹介 松浦剛志(まつうらたけし) 京都大学経済学部卒。
企業が自ら積極的に定義し、それに基づいて事業の取捨選択を進めるためにドメインは必要なのだ。 つまり事業ポートフォリオから導 き出される事業の組み合わせが、どれほど業績向上に繋がるのか、資本コストを減少させられるのかが、最適化における重要なポイントだといえるでしょう。 世界で大きなシェアを握っているのはアメリカのアップル社、韓国のサムスン社、そして中国の新興企業群です。
3各事業の収益性・成長性・安全性などを一覧化することにより、可視化・俯瞰できるというメリットがある。
PPM PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)は、それぞれの事業の状況を確認しながら、経営資源の配分を最適化するための分析フレームワークである。 ・技術軸 自社特有の技術が他社に比べどのように差別化されているかを特定することで、将来主力となる事業の立ち上げに役立つ。
このような評価を行うために構築した仕組みを、ポートフォリオマネジメントシステムという。
以下の4つの象限のどこかに、各事業が配置される。 また、各事業部が個別に立案した事業戦略に対し、全社横断的な立場から業績評価制度を仕組み化しておくことも、コーポレート組織の重要な業務である。
19関連リンク• 事業ポートフォリオマネジメントでは、ある程度のリスクを想定して投資や多角化戦略の検討が行われるため、トップマネジメントの手腕が問われることになる。